がん保険とは
年齢が高まるほどに、
罹患率はアップする傾向
がんは年齢を重ねるほど、罹患率が高まる病気です。(図1参照)長年にわたって日本人の死亡原因の第1位になっている病気でもあります。
また、男女の罹患年齢にも差があり、59歳までは女性が男性のがんの罹患率を上回るものの、60歳を境に男女が逆転します。以降は、女性に比べると男性の罹患率は高い割合で推移していきます。


万が一、がんで手術や入院などを通じて闘病することになった場合に、金銭面で保障が得られる保険の1つが、がん保険です。がん保険は、主に病気やケガでの入院や手術を保障する医療保険の中でも、保障の対象を「悪性新生物」を原因とするものに絞った保険となります。また悪性新生物に加え、腫瘍細胞が臓器の表面を覆う上皮内にとどまった状態で発症した「上皮内新生物」と診断された場合でも、保険金が受け取れるがん保険も増えています。
がん保険には医療保険と同様、保険期間に満期がある定期型(一定期間ごとに更新可能)と加入した時点から一生涯の保障が得られる終身型があります。現在、がん保険の主流は終身型になっています。単体のがん保険に加入して、がんへの保障を確保する以外にも、医療保険の特約として、がんへの保障を付けられるものもあります。年齢を重ねるごとに罹患率が高まる傾向にあるがんの現実を踏まえますと、保障に切れ目のない終身型のがん保険を選ぶのが安心といえそうです。
なお、がん保険には、契約が成立してから3か月、あるいは90日間は、万が一、がんと診断されても保障の対象外となる免責期間が設けられているのが一般的で、契約が成立してもすぐに保障が開始されないケースがあることは理解しておきたいところです。
長引きがちな外来治療も、
がん保険では保障されます
がん保険の主な保障内容をご紹介します。がんと診断された場合に、入院する前であっても、一時金として保険金を受け取れるほか、がんが原因で入院した場合に入院給付金として、手術をした場合には手術給付金が受け取れます。がんでの入院前後に通院した場合にも、通院給付金が受け取れるがん保険も多くなっています。
がんの治療実態を考えたとき、入院を伴う治療に要する日数よりも、通院を伴う治療に要する日数のほうが、長くなるケースが少なくありません。そのような治療の実態を受けて、通院といった外来での長期にわたる治療を保障するタイプのがん保険も増えてきています。
さらに、最近のがん保険には、先進医療に指定されているがんの粒子線治療(陽子線治療と重粒子線治療)といった先進医療に関する保障が組み込まれているものもあります。これらの粒子線治療は、1クールの治療費だけで300万円以上かかるケースもありますが、がん治療に関する先進医療保障が付いていると、先進医療にかかる費用は先進医療給付金でカバーし、入院にかかる費用は入院給付金でカバーすることができます。最近では、高額になりがちな先進医療に関する費用を、保険会社が医療機関に直接、支払ってくれる制度もあり、がん保険に加入することの安心度は、より高まっています。
がん保険の検討は、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命のアドバイザー(当社の代理店またはライフカウンセラー※)にご相談ください。がん保険は、日々進歩しています。治療、入院のトレンドや年齢に合ったものを選ぶことが大切です。商品知識が豊富なアドバイザーがお客さまのご要望にあった提案をいたします。
※ライフカウンセラーとは生命保険を軸として、金融、経済などの幅広い知識を持つ精鋭の営業社員です。
ライフカウンセラーの仕事はお客さまをとりまく環境、年齢、家族構成、将来設計などを把握することから始まり、
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